伝統的なセキュリティカメラはCCTV(closed-circuit television - 閉鎖回路テレビ)と呼ばれるもので、その映像信号はアナログ方式です。通常はケーブルがつながっている範囲でしかセキュリティカメラの画像を監視できません。
このようなアナログカメラの映像を、デジタルの世界であるインターネットを通じて、セキュリティカメラから離れたオフィスや自宅、出張先さらには海外でも監視できるようにするのがどこでもテレビ(net-TVボックス送信機)です。
つまり
アナログカメラ←→どこでもテレビ(アナログ/ネットワーク変換)←→インターネット
という流れとなります。
このように、どこでもテレビを使うとアナログカメラをIPネットワークカメラへと大変身させることができます。
IPネットワークカメラとなったセキュリティカメラの映像は、インターネットを通じてパソコン(WindowsとMac)、スマートフォン(iPhoneやAndroidさらにWindows Phoneまで)、あるいはタブレット端末(iPadやAndroidタブレット)やiPodなど、マーケットに出回っている多くのデバイスから監視することができ、しかもアプリはすべて無料です。
また、どこでもテレビ(net-TVボックス送信機)一台ごとに、二つのアナログカメラとを接続することができますので、規模や目的に合わせて自由に拡張することができますし、パソコンからならすべてのカメラを同時に監視することも可能です。
さらに、録画機能を高めるために、既存の製品にはなかったUSBポートを用意しました。これにより低コストなUSBメモリあるいは大容量のUSBハードディスクに録画することができます。これにより、ハードディスクの容量にもよりますが、数カ月分の録画が可能となります。
なお、パソコンからの操作では予約録画以外にも即時録画もでき、この場合はパソコンのハードディスクに直接保存します。
主な特徴は以下のものとなります。
・低コスト
・2ポート:映像入力としてRCAとBNCの二つを装備(RCAとBNCはアダプターで変換可)
・2ポート:音声入力としてRCAとフォーンの二つを装備
・画質は以下のものをサポート:
D1 (30/25fps): 720x480(NTSC), 720x576(PAL) / HALF D1: 480x352(NTSC), 480x352(PAL) / CIF: 352x240(NTSC), 352x288(PAL)
・予約録画のためにUSBを装備:USBハードディスクに数カ月分の録画可
・PCからはPCのハードディスクに録画可
・受信機とのコンビでテレビから監視可
・テレビ出力機能:Net-TVボックスにはテレビ出力機能がついているため、録画した動画ファイルをテレビで視聴可(付属のリモコンを使用)。
・ LAN外から接続する際は、ルーターWAN IPアドレスまたは、無料DNSサービスをご利用可。
・ アプリ全て無料: Windows PC, iPad, iPhone, Android, Mac, Windows Phone. 何度でも無料でダウンロード可。